自主企画アプリを製作するにあたり大量のイラスト製作を外注する必要が出てきました。
当初イラストレーターへの製作依頼と納品管理をメールとエクセルで行っていましたが、依頼数が増えるに従ってイラストレーターの数も多人数となり、発注納品の管理だけで手一杯という状況に陥っていました。
さっそく以下の要件でkintoneを活用してみました。
- 依頼したいイラストのテーマを登録すると、イラストレータが見積りを提示できる
- 提示された見積りがOKであれば、発注の連絡ができる
- 納品物に対してレビューを行い、必要であれば修正依頼を出せる
- 納品完了したイラストや納品日、見積金額などの情報が一覧で表示できる
そしてこちらが出来上がりのイメージです。
依頼したイラストのテーマや金額などがこのようにWeb上でやり取りできるようになりました。それぞれのイラストへのコメントもこの画面上で行い、納品物の履歴管理もできるので、エクセルとメールで行っていた煩雑な管理から開放され、依頼主はもちろん納品側のイラストレータからも好評を得ることができました。
また、この手のシステムは「作って終わり」ではないため、利用を重ねながら細かい使い勝手を継続的に修正できるのも良かった点の一つです。
このような受発注を管理するシステムは、これまでとかく「高額・高機能なシステム」か「エクセルとメールでの原始的な運用」の両極端な選択肢しか無かった現実がありましたが、今回のようにシステム導入とエクセルの中間ぐらいの機能で、ファストに(素早く)運用まで持っていけるのがkintoneの強みだと言えます。さらに運用しながら自分自身が微調整を行える点も、支持されている理由だと思います。
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