なぜかkintoneには曜日のフィールドがないですね。ということで日付フィールドから曜日を算出して表示するコードを書いたのでサンプルとしてアップします。
kintone は素晴らしいプロダクトですが、このような「当然あっていいはずの機能」がいまだにサードベンダーの有償プラグインを買わないとできないことが多いのが疑問です。有償プラグインは便利ですがそのための決裁を取るハードルは企業担当者にとって大きいはずです。だからといってカスタマイズを入れるのも責任を考えると怖くてできません。当たり前の機能のために不毛な社内調整をするか、このような当たり前の機能でも我慢し、結果としてそのしわ寄せはエンドユーザーの不便につながるわけです。
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var events = [ 'app.record.edit.change.日付', 'app.record.create.change.日付' ]; kintone.events.on(events, function(event) { 'use strict'; var record = event.record; var input_day = record['日付']['value'] // 入力した日 var WeekChars = ["(日)", "(月)", "(火)", "(水)", "(木)", "(金)", "(土)"]; var date_obj = new Date(input_day.substr(0,4), input_day.substr(5,2) - 1, input_day.substr(8,2)); var wday = WeekChars[date_obj.getDay()]; console.log(wday); record['曜日']['value'] = wday; record['曜日']['disabled'] = true; return event; }); |
業界も、現状は一人勝ちのサイボウズエコシステム内でビジネスをしていればいいのかもしれませんが、こうしたユーザー軽視とも取れる政策は後々必ず自らを苦境に陥れます。
このような当たり前の機能は、例えサードベンダーが先に開発していたとしてもどんどん本体に組み込むことです。この結果、サードベンダーは別の新たな価値を生み出すことに注力するようになり、それにより市場は広がり、、、という好循環が生まれます。
かつてのiOSは最初コピペもできないひどいものでしたが、サードベンダーが開発したお便利アプリを次々と標準に取り込んで今のOSが出来上がりました。当時は私もお便利iOSアプリを開発して小銭を稼いでいた身でしたが、そんなAppleに「なんて無慈悲な!」という感想をもった一人です。ただそんなことに忖度していてはいいプロダクトはできないんですね。サイボウズさんにはぜひこのあたりを施策を切り替えていただき世界に打って出るプロダクトになってほしいですね。
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