30台後半からの英語の勉強法

私は社会人(それも三十代後半)になって英語の勉強をはじめましたが、振り返ってみるとやはりかなり投資対効率が高いものだったと思います。

  • クラウドソーシングをする際に海外のランサーとやり取りができ低コストで高いアウトプットを得られる
  • 海外旅行で代理店マージンを通さずに予約できる
  • トランプのTweetが翻訳せずにわかるw

勉強を開始して一年でTOEIC500から850まで引き上げることができました。クラウドソーシングなどで、自分がクライアントの立場であれば、ほぼノンストレスでやり取りできるようになりました。逆に売り込む立場ではこの英語力ではまだまだといったところです。以下、簡単ですが私がやってきた勉強法をご説明します。

1〜3ヶ月:単語単語単語。ひたすら単語を暗記します。単語力はこれから続く文法や長文読解、スピーキング、ヒアリングなどの全ての学習のベースになります。単語がわからないと学習効率が上がりません。例えば文法の勉強をしているのに単語が分からなくて思考が分断されることって多くないですか。単語力がないことで本来の目的の勉強が阻害されてしまうのです。ですので急がば回れの精神でまずはひたすら単語を覚えてください。

単語力を積み上げることをボキャビルといいます。ボキャビルにはiknowというサービスがよいです。これを毎日30分、できれば1時間続けてください。これだけでもTOEIC600までいきます。

4〜5ヶ月:次は文法です。文法を敬遠する方も多いですが非ネイティブが最短で英語の構造を理解するのにこれ以上のツールはありません。これも文法本をどれか一冊買って2〜3周まわしてください。ここまででTOEIC700。

残りの半年間:ここで初めて学校に行きましょう。これ以前に行っても、自習で到達できる学習を高いお金を払って学校でやるのは投資効率が悪すぎます。

学校は西新宿のNCC一択でいいと思います。ここは確かな文法をベースにひたすら日本語から英語への翻訳をスパルタ式に繰り返すことで、自分が話したい内容をいつのまにか英語で発声するようになります。もともとが通訳養成の学校らしく、ガチな生徒が多くまた教育メソッドもしっかりしてます。HPは少々怪しいですが、ファシリティにカネをかけずその分先生への報酬を上げ教育水準をキープする経営方針があり、そういった意味でも信頼性があります。ここで真面目に(1日1〜2時間勉強+週一回の通学)半年間やれば仕上がります。

日本ほど英語教育のメソッドが溢れている国もそうそうありませんが、私の経験では上記が最短コースの1つとなります。もちろん他にもあるでしょうが、やたらと楽に習得できる(〜だけ系)とかチャラい宣伝(立地がよい、見た目のよい教師を配備)をしている教材や学校は銀行が販売する手数料ボッタクリ投信なみにお金と時間を捨てる羽目になりまよ。

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial