高配当株の買い時をお知らせするTwitter botを作りました

とある社長さんと株式投資について雑談していたところ、ここ最近の株価下落で資本を配当重視株にシフトしているというお話で盛り上がりました。

株価が下がれば利回りが高くなる、というのが第一の理由だったのですが、興味深いもう一つの理由が「下落局面ではメンタル面で配当重視のスタンスが楽になる」ということでした。

確かに、いくら株価が下がっても配当獲得が目的なら、極論ですが、株が上場廃止にならない限り関係ないですからね。

また株価が下がり続けたとしても買い増しのチャンスとして捉えることもできる、ということも精神面で強くなれるとのことでした。

株式投資って数字だけでは割り切れない、どうしても心理戦の側面があるので、このような視点はとても勉強になりました。

では、具体的にどうやって投資先を選択しているのかを聞いてみたところ、次のような条件を指標としているとのことでした。

  • 定量データ
    • 配当性向50%以下
    • 営業利益率15%以上
    • 営業CFマージン10%以上(営業CF÷売上高)
    • 自己資本比率50%以上
    • RSIが25%を割って割安感があること
  • 定性データ
    • 安定したビジネスモデル
    • 誰もが知っている有名企業(国が簡単には潰せない=東電とかJTとか...)

そしてここからが本題に繋がったのですが、こちら社長さんは、週に1時間ほどかけてこれらの指標を色々なウェブサイトを巡ってエクセルにチマチマとコピペしながらまとめている、ということではありませんか!

「いやいやいや、貴方様の時給はxx万円ですよ。そんな単純作業は自動化してしまいましょうよ!」

なんていう話になりさっそくPythonで実装してみました

この程度の処理であればちょちょいとスクリプトを作ることで、クリック一発で完了できるようになります。いままで手間隙かけて集めていた情報が、ワンクリックするだけで 1.各ウェブサイトの巡回 2.指標データのダウンロード 3.落としたデータをエクセルシートにまとめる までができちゃいます。これらを実際に目の当たりにした社長さんはとっても感動してくださいました。そしてそれを見た私もホント嬉しかったわけです...

さらにこれまで時間的制約で週に一度程度しかできなかった銘柄選定が何度でも実施できるようになり、投資精度が格段に向上するなど、単なる作業効率の向上だけではない副次的な効果も得られたようです。

そして、この話はさらに続くのですが...

「せっかく作ったんだから買い時が来た株情報をTwitterに流せばいいのでは!」という話になり、そうすればいちいち自分でスクリプトも起動する必要もないし、このアカウントをフォローしておけばプッシュで情報が入ってくる、さらにそれを見たTwitterユーザーがその株の買い増ししてくれるかも!なんて盛り上がりつつ出来上がったTwitter botがこちら。

アイコン手抜きですいません(^^;)

これまで私自身のポートフォリオはセゾン投信とひふみ投信がほとんどで、個別銘柄はサイボウズがちょろっと、ぐらいしかありませんでした。しかしここ最近の下落局面を体験したり、社長さんの投資方針を聞いた結果、俄然配当株に興味が出てきました。そんなこんなで、こちらの社長さんとは「これからこのbotを使っていくうちにいろいろとカスタマイズしたくなってくると思うので、一緒にこのbotくんを育てていきましょう」という話になりました。

今後は銘柄名をメンションすると買い時かどうかを応えてくれるAIライクな機能だったり、Twitterだけではなく通知をLineにもしてれる機能など、いろいろ出てきたアイデアを具現化したいです。

免責事項:当botによる情報は投資勧誘を目的としているものではなく、当該情報の完全性を保証するものではありません。当botから得た情報を利用したことにより発生するいかなる費用又は損害等の一切について当方は責任を負いません。念のため(^^)

ちなみに、技術的な話をしますと、このbotはAWSのLambdaとS3を使った動作環境でありまして、スクレイピングやTwitterへのアクセスはPythonで実装しています。

最後に今回の開発にあたってお世話になったサイトもご紹介しておきます。ほんの少しの情熱があればアイデアを即実現できる環境があるこの時代はホントに素晴らしいですね(^^)

Python用データ分析ライブラリpandasの基本的な使い方

pandasの基本操作

pandas.DataFrame, SeriesとPython標準のリストを相互に変換

twitter-pythonライブラリ

Python Tweepyを利用して、Twitter APIを使ったデータ収集方法を初心者向けに徹底解説してみた

Daiさんの記事も相変わらずとっても参考になります
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